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病院薬剤師

6年生卒の日常の業務に不満ばかりの薬剤師のブログです。 不満な点を改善点だと思って、積極的に取り組んでいくつもりです。

ミラクリッド注射液の希釈量が500mLの理由

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ミラクリッド注射液の希釈量が500mLの理由

メーカーに問い合わせて以下のような旨の電話回答いただきました。
 



 
・ミラクリッドが「500mLの輸液に溶かし」と添付文書に記載があるのは、急性膵炎では水分量確保のため500mLに希釈の試験で行ったから。
・別の適応の急性循環不全の適応では、500mLでなくてもよい(添付文書では「1回100,000単位を2mLの輸液に溶かし」ともある)。
・基本的に希釈量は少なくとも、緩徐に静注すれば、安全性は問題なし。



 
 
なお、「それなら、ミラクリッドは希釈する必要はないですか?」と思いつきで言った問いには「それだと緩徐に静注しにくいですよね?」と言い返されたされた模様です。




特に500mLの希釈でなくとも問題はなさそうですね。
 
 
 
 
――
 
140217現在
 
【疑問】
・(解決済)ミラクリッドの希釈は500mL未満の場合はどの程度まで良いのか? ⇒ 他の酵素阻害剤は……?
・Ca blockerの併用はいいのか?○型チャネルの違い?
・アテレックを1日2回服用していいのか?
・AD治療薬を有効量ではない半端量でとめてもいいのか?
 
 
・「調剤と情報」を定期購入してもらえないか。

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